一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、8月22日に創立25周年を迎え、その記念行事の一環として、受講者のフォロー、国内外のアマチュア無線家との交信を通じて、アマチュア無線の楽しさを知ってもらい、さらにアマチュア無線の普及とともにJARD保証事業センターのPRを図る目的で小笠原村父島において、DXペディションを実施いたしました。

 『JD1YBV』のJARD小笠原ハムクラブメンバーが乗船した小笠原丸は、予定どおり竹芝桟橋を8月23日11時に出航し、翌24日11時に小笠原村父島二見港に到着しました。
 父島は、台風の影響もあり滞在期間中は残念ながら天候には恵まれず曇りや雨模様でしたが、厳しい太陽の日差しの下でのアンテナ設置作業を考えるとかえって良かったのかも知れません。
 しかしながら、湿度が高く、メンバー皆、汗だくになりながら一生懸命に作業をしていた姿がとても印象的でした。
 予定より早くアンテナ・無線設備の設置が終了し、『JD1YBV』の記念となる初めての交信が有坂団長とJA1RLとの間で無事に成立すると、周りにいたメンバーからは大きな歓声と拍手が沸き上がりました。

 詳細は「JARD小笠原DXペディションレポート」、「JARD小笠原DXペディション体験記」をご覧ください。

運用結果は、手元集計で約4,200局でした。コンディションの悪い中、多くの皆様から呼んでいただき感謝申し上げます。